増補覆刻版 数寄屋聚成 全20巻(17冊)北尾春道

著者名:北尾春道
出版社名:洪洋社
発行年月:1971年
サイズ :27×23cmm

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・「1/数寄屋建築史図聚/東山・桃山時代」

本書は、東山時代および桃山時代に創建された数寄屋を
収録したもので、歴史的に由緒深き、現存する代表的な
貴重な名席である。

・「2/数寄屋建築史図聚/徳川時代前期」

本書は、主に徳川初期における名流茶匠や、風流雅境の
三味に徹底せられし天皇の御好になった数寄屋および名
将武人の好みし名席等を収録した。

・「3/数寄屋建築史図聚/徳川時代後期」

徳川中期および末期に造立された数寄屋は、かなり数多
く現存されているが、本書はそれらのうちから比較的創
建年代の明瞭なるものと、且つ其創建当時の茶室の固有
的な構造手法がよく表現されているものを選び収録した。

・「4/数寄屋建築史図聚/明治大正時代」

本書は、明治大正時代に造立された茶室のなかから、歴
史的に考慮して、代表的であると信ずるものを選び収録
した。

・「5/数寄屋名席聚/各流茶祖好」

本書は、現存する名席の中、各茶道の流祖と稱せらるる
茶匠が好みし代表的なもののみを選び収録した。

・「6/数寄屋名席聚/武人文人好」

本書は、桃山時代より現代に至る武人や文人の好になる
名席を網羅したもので、比較的様式や手法の異った変化
に富めるものを選んだ。

・「7/数寄屋名席聚/名流茶匠好」

本書は、全国諸名席の内名流茶匠の好める席を掲載した
もので、その平面的構成や茶室内部の意匠的にも相当変
化あるものを選んだ。

・「8/数寄屋名園聚/茶庭・露地」

本書は、数寄屋庭園中、禪院式、書院式、草庵式に分類
して、その特長の最も明かな形式表現をもつものを選び
収録した。

・「9/数寄屋名園聚/茶庭局部」

本書は、蹲踞・手水鉢・燈籠を除く外の茶庭局部の全般
を収録するもので、外露地および内露地の構築物および
添景的配置物の順序に編修した。

・「10/数寄屋名園聚/蹲踞・手水鉢」

蹲踞・手水鉢の形相は凡そ千態萬様であって、その石組
の形式も亦同様です。その分類は、手水鉢の形相を主題
として自然石、方形、圓形、特殊形の4種に分類して、
各々その代表的なもののみを収録した。

・「11・12・13/現代数寄屋聚/げんだいの茶室/数寄屋風書院」

創作茶室
古典茶室
昭和の茶室
兼用茶室
数寄屋風書院

・「14/数寄屋住宅聚/歴史図録」

本書は、桃山時代末期より徳川時代末の数寄屋住宅の
なかから作者の好が最も判然としたる、所謂作者の個性
が明瞭に表現されているところの代表的なものを、その
建築年代順に配列した。

・「15・16/現代数寄屋住宅聚」

創作数寄屋住宅
古典と現代の調和された数寄屋住宅
数寄屋を主体にした住宅

・「17/数寄屋建築構造聚/外観構成」

本書は、数寄屋建築構造聚の外観構成として、各種屋根
の構造と壁面一部の形式を掲載するもので、これに窓・
躪口一巻を加えて外観構成を完結する。

・「18/数寄屋建築構造聚/窓・躪口」

本書は、全国の最も著名なる茶室における窓および躪口
の各種形式を系統的に配列し、その意匠構造の詳細を最
も明確に紹介したものである。

・「19/数寄屋建築構造聚/室内構成」

室内各部の手法は各々名匠の好みし特色あるものを選び
且つ現存する代表的な名席より収録した。

・「20/数寄屋建築構造聚/続室内構成」

貴人口/障子・襖/爐・中板・向板/水屋・道幸/工作例

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